寝屋川市でお住まいの喘息でお悩みの方へ
2016年11月27日更新
喘息とは発作性の呼吸困難、喘鳴(ぜんめい・・・ぜいぜい、ひゅうひゅうと言う呼吸音)、咳を繰り返す病気のことで、気道に慢性的な炎症が起こり過敏になることで、これらの症状が現れると言われています。
中でもよく聞かれるのが小児喘息。正式には小児気管支喘息のことをさします。小児喘息の原因は両親からの遺伝や体質を受け継ぐ個体因子とアレルギーや受動喫煙などの環境因子が絡み合って発症すると言われています。アレルギーは人によって異なりますが、小児喘息を発症する原因の主なアレルギー反応としてよく挙げられるのが、ダニやほこり、動物の毛などです。
発作時には抗炎症作用のある薬を内服、もしくは吸入します。しかし大切なのは無症状の時に行う治療。無症状の良い状態を長く保てるように、アレルギー症状を和らげるための投薬やテープ式などの気管支拡張剤等を使用、コツコツと治療を続ける必要があります。小児喘息の場合、第二次成長期が訪れるまでに約7割近くの子どもが症状が改善されると言われていますが、その症状はつらいもの。ダニやほこりが少ない環境を整えるのも大切な治療の一環です。さらに治療の一環として注目したいのが、鍼灸です。WHOは小児喘息の治療として鍼灸が有効的であると認めています。投薬ではカバーしきれない自然治癒力を高めると言った目的で鍼灸を取り入れてみるのもひとつの方法でしょう。

また喘息は子どもだけの病気ではありません。大人の気管支喘息もあるのです。約7割近くの子どもが小児喘息を克服しますが、残りの約3割は喘息の症状を抱え大人になります。さらには大人になってから突然喘息を発症するケースも・・・。40歳を超えてから発症する喘息は成人発症喘息と言われています。
約50年前と比べてみて大人の喘息発症ケースは3倍に増えていると言われています。その原因は環境問題に起因しているよう。PM2.5に代表されるような大気汚染、食品の添加物などに使われている化学物質の摂取、過労やストレスの増大などが挙げられます。
その症状は軽症なものから死に至るほどの重症なものまでと幅広く、大人の場合気道の炎症と修復を繰り返すことで気道の壁が肥厚し元に戻りにくくなり、深刻な症状を引き起こす恐れもあります。
大人の喘息も小児喘息と同じように無症状の間の治療が大切です。症状がないからと言って勝手に治療を止める様なことは禁物。また大人の喘息にも鍼灸が有効的です。鍼灸刺激で副腎皮質の機能を増強させ、身体全体の免疫抗体の量を増やし、自分の力で喘息を治すという効果が期待できます。

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