逆流性食道炎でお悩みの枚方市民の皆様へ
2016年11月6日更新
最近よく耳にするようになった逆流性食道炎。もともと日本人には少ない病気でしたが、昨今の食生活の変化に伴って日本人の5人に1人は逆流性食道炎の症状に悩むと言われるほど、日本人に増加傾向にある病気です。そもそも食道から胃は一方通行で、胃から食道に食べ物や胃酸が戻ることは通常ありません。しかし逆流性食道炎では、胃から食道への逆流が繰り返し起こり、食道の粘膜にただれや潰瘍が生じることで、胸やけや呑酸(どんさん:胃液が口内に逆流すること)などの不快な症状が起こります。
逆流性食道炎の原因は、脂肪の多い食事の取りすぎや食べ過ぎで、食道の下部にある下部食道括約筋が緩み、空腹時に胃酸が逆流してしまうケースや、消化に時間が掛かるタンパク質を多く含む食事を取ることで、内容物が胃に長く留まるため胃液の逆流が起こりやすくなるケース、また加齢や肥満などが考えられます。
他にも姿勢が悪いことも逆流性食道炎の原因のひとつと考えられています。姿勢が悪いと腹部が圧迫され、胃の中の圧力が高くなるため、胃液の逆流が起こりやすくなると言われているからです。

逆流性食道炎の症状を緩和するためには、脂肪の多い食事たとえばてんぷらやとんかつなどの揚げ物類、炭水化物(ごはん、いも類など)ケーキやチョコレート、あずきなどの甘いもの、アルコール、コーヒーなどを控え、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意する必要があります。またタバコも下部食道括約筋の機能及び食道運動の低下、腹圧が上昇するなどの報告がありますから、控えたほうが良さそうです。他にも早食いをしない、食後すぐに横にならない、寝る直前に食べない、など生活習慣を大きく見直す必要があるでしょう。
また逆流性食道炎が昨今日本人に増加傾向にあることで、最近は市販の胃腸薬にも逆流性食道炎、呑酸に効くと謳われる市販薬も多くなりました。生活習慣の見直しと同時に、症状がつらい時には市販薬を上手に服用するのも良いかもしれません。
しかし生活習慣の見直し、これらの対策を試してみても症状が一向に改善しないのであれば、一度専門医への受診をおすすめします。そこで明らかな原因が見つからないのであれば、そのつらい症状は普段の姿勢の悪さが起因しているかもしれません。そんな時には鍼灸やカイロプラクティックの施術が有効です。定期的に背骨をきちんと定位置に整え、それにまつわる身体全体の調整を行うことで、自然と普段の姿勢が改善され逆流性食道炎の症状の緩和が期待できます。
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