枚方市民の方で尿もれでお悩みですか?

2017年7月26日更新

尿もれと聞くと、大抵中高年の女性に多くみられる症状と思っていませんか?実は、尿もれは男性にも起こりうるものなのです。

 

尿もれには、主に4種類に分けられます。

1つ目は、腹圧性尿失禁です。腹部に力が入った時に、漏れてしまう症状を指します。中高年の女性に多くみられるタイプで、その原因は、骨盤底筋(こつばんていきん)と呼ばれる筋肉がゆるむことにあるといわれています。

2つ目は、切迫性尿失禁です。尿意を催してトイレに行こうと思っても間に合わず、漏れてしまうことをいいます。切迫性尿失禁は、過活動膀胱という病気の症状の一つです。

3つ目は、いつ流性尿失禁です。自分の意思で排尿ができないのに、尿が出てしまう症状のことをいいます。

4つ目は、機能性尿失禁です。歩行障害など身体運動機能が正常に働かない場合や、認知症が原因で起こるものです。

 

身近な問題である腹圧性尿失禁を引き起こす骨盤底筋のゆるみについて、簡単に説明します。ゆるみをもたらすきっかけとして考えられるものは、出産や肥満、便秘などです。

 

妊娠すると胎児の成長にあわせて子宮が伸び、他の内臓を圧迫していきます。この際、排尿をするときにいきんでしまうことが多いといわれています。このお腹に力を入れて排尿することが癖になってしまうと、妊娠後期から出産後の尿もれを引き起こす場合があるといわれていますので、注意が必要です。

 

なお、出産後の尿もれは、骨盤底筋の回復とともになくなるとされています。しかしながら、出産後4週間以内に腹筋運動をはじめたり、補正下着などでお腹を締めつけたりしてしまうと、骨盤底筋が順調に回復できず、ゆるんだ状態となってしまうといわれています。肥満の場合は、下腹部についた脂肪により内臓や膀胱を圧迫してしまうことが原因とされています。便秘の場合は、ガスや便が溜まっているために腸が膨らみ、膀胱や尿道などを圧迫することから尿もれを引き起こすといわれています。

 

男性の尿もれは、ほとんどの場合排尿の後に起こります。そのため、専門家の間では「排尿後尿滴下(はいにょうごにょうてきか)」と呼ばれているそうです。その原因は、球海綿体筋(きゅうかいめんたいきん)の衰えにあるといわれています。他にも、加齢による前立腺肥大により尿道が圧迫され、排尿がスムーズに行われないことが原因となる場合もあります。

男性でも女性でもある筋力が衰えたので、その部分のみ鍛えたり治療したりすればいいというわけではありません。全身的な乱れがこういった一部分に表れている可能性があります。全身的なチェックと根本的な治療(当院では鍼灸施術をお勧め致します。)をすることで健康そのものを取り戻すことができるかもしれません。

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