坐骨神経痛の5大原因を知って、効率よく施術しましょう
2017年11月29日更新
「なんだかお尻の中が痛い…」「腰痛もあるけど、他の箇所も痛い…」そんな症状がある方は、坐骨神経痛かもしれません。ほおっておくと痛みや痺れがひどくなり、歩きづらくなってしまうこともあります。
早く治したい、坐骨神経痛。原因を知って効率よく施術しませんか?
■腰痛の原因・背骨の仕組み
まず腰痛の原因になる、背骨の仕組みを紹介します。背骨は首からお尻まで、小さな骨が26個集まってできています。背骨の骨は椎骨と呼ばれ、普通の骨とは異なったつくりになっています。
首の部分にあるのが頸椎(けいつい)、胸の部分にあるのが胸椎、腰の部分にあるのが腰椎、お尻の部分に仙骨、尾てい骨があります。
椎骨は椎体と椎弓からできている骨のことを指し、椎体と椎弓の間には、空洞があります。その空洞の中に神経が通っていて、椎体と椎体の間から神経が体全体に伸びています。
■梨状筋性坐骨神経痛(りじょうきんせいざこつしんけいつう)
梨状筋というお尻にある筋肉が神経を圧迫することで起こる、坐骨神経痛です。
お尻の筋肉がうまく使えず、硬くなってしまっていることが原因です。
体全体の血液の巡りが悪いと、梨状筋が硬くなりやすく、さらに坐骨神経が圧迫、摩擦されやすい状態になってしまいます。
■仙腸関節傷害
お尻にある仙骨と腸骨の間の関節である、仙腸関節になんらかの原因で傷害が発生すると、仙腸関節傷害と診断されます。
また、仙腸関節の靭帯や腱の動きが悪くなることでも発生します。
■根性坐骨神経痛(こんせいざこつしんけいつう)、腰椎坐骨神経痛
坐骨神経の付け根が圧迫されて痛みを感じる、坐骨神経痛です。
手や足の動きに関係する末梢神経は脊髄から枝分かれしています。
その神経の根元の部分を「神経根」と言います。その神経根を刺激されたことによる痛みが根性坐骨神経痛です。
余談ですが、首の部分の頸椎、胸の部分の胸椎の神経根が圧迫されると、首、腕などの上半身に痛みや痺れが起こります。
腰の骨である、腰椎に異常があり、それによって神経が圧迫されて痛むのが腰椎坐骨神経痛です。
■症候性坐骨神経痛(しょうこうせいざこつしんけいつう)
「神経を圧迫されている証拠がないけれど、坐骨神経痛…」こういった、原因不明のものは症候性坐骨神経痛とされます。最も多いと言われている、坐骨神経痛です。
いかがでしたか。
原因不明の坐骨神経痛が一番多いというのは驚きでしたね。
その他心理的・社会的ストレスが原因の坐骨神経痛もあります。
反対に原因が明確にわかる坐骨神経痛は1〜2割だそうです。
どのような坐骨神経痛だとしても、一度医療機関での受診をおすすめします。
ご自身の坐骨神経痛の原因に沿った改善方法を見つけることで、施術の効果を高めてくださいね。
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(社)交通事故医療情報協会認定院 枚方市 はらべ鍼灸整体院
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