その腰痛、椎間板ヘルニアかも?若い世代に多い原因とは

2017年12月3日更新

若い世代に多い腰痛の原因として、椎間板ヘルニアという症状があります。

「まだ20代なのに、こんなに腰が痛いなんて、どうして?」という方も、大勢いらっしゃいます。実は、椎間板ヘルニアの原因である椎間板の老化は、20代から始まっているのです。

そのため、椎間板ヘルニアは若い世代に多くいらっしゃいます。この症状はなぜ起こるのか?今回は椎間板ヘルニアの原因について、紹介します。

 

■椎間板って何?ヘルニアって?

椎間板ヘルニア、という名前は聞いたことがあっても、「椎間板ってどこ?」「ヘルニアって何?」という方は多いのではないでしょうか。私は”ヘルニア”には、(ミニチュアダックスフントがなりやすい病気だよなあ。)というイメージがあります。

まず、椎間板から説明します。首の部分からお尻まである背骨は5つの部分に分かれています。

背骨は脊柱といい、椎骨(ついこつ)という、普通の骨とは少し作りの異なる骨でできています。

まず首の部分にあるのが頸椎(けいつい)、胸の部分が胸椎(きょうつい)、腰の部分が腰椎(ようつい)、お尻の部分に仙骨(せんこつ)と尾てい骨があります。

腰痛の原因になる腰椎は5つの椎骨からなっていて、椎骨と椎骨の間には、硬い椎骨同士が直接ぶつからないように、ゼリー状でクッションの役割を果たしている、軟骨が入っています。

その軟骨こそが「椎間板」です。椎間板は髄核(ずいかく)と呼ばれる柔らかいものと、それを覆う線維輪(せんいりん)でできています。

次はヘルニアの説明です。皆さんは「でべそ」という状態をご存知でしょうか?実はでべその状態も、おへその付近でヘルニアが起こっているのです。

つまりヘルニアとは、体の中のある臓器が、本来あるべき場所から脱出してしまった状態を指します。

骨と骨のクッションの役割をしている椎間板にヒビが入ってしまい、線維輪の中の髄核が飛び出してしまった状態。これを「椎間板ヘルニア」と呼びます。

■なぜ椎間板ヘルニアになるの?

椎間板にヒビが入る原因には、急激な衝撃、加齢、喫煙、体質があると言われています。

その中でも特に急激な衝撃によって椎間板にヒビが入ってしまうという方が、若い世代には多いようです。

腰に負担をかけるスポーツとして、ゴルフ、スキー、水泳が挙げられます。また、頻繁にジャンプをする競技、バスケットボールやバレーボールなども、着地に際に腰に負担がかかり、ヘルニアになりやすいとされています。

また、重い荷物を持つ作業も、大変腰に負担がかかります。さらに、激しい運動ばかりではなく、長時間同じ体勢をとっていることも、腰に負担がかかります。

腰に負担をかけることで、椎間板ヘルニアになりやすくなることが、お分かりいただけたでしょうか。

腰がしんどいなと感じたら、痛くなる前に、鍼灸院・整体院でメンテナンスを行いましょう。

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