耳鳴りしたら病気かも?耳鳴りについて簡単解説!

2017年12月31日更新

耳鳴りを経験したことがある方はたくさんいらっしゃるかと思います。

しかし、「耳鳴りはよく起こるもの」という認識はしないでください。深刻な病気のサインかもしれないのです。

今回は、そんな耳鳴りについてご紹介します。

耳鳴りの種類について

耳鳴りには、「自覚的耳鳴」と「他覚的耳鳴」の2種類があります。

名前の通り、自分にしか聞こえない耳鳴りが前者で、他人にも聞くことができる耳鳴りが後者です。

一般的に、耳鳴りといえば、たいてい「自覚的耳鳴」です。「キーン」「ゴーン」といった音が聞こえます。この耳鳴りが起こる仕組みははっきりとは解明されていません。

しかし、中には難聴や内耳の疾患などの様々な病気が伴って起こる場合がありますので、注意が必要です。

一方、「他覚的耳鳴」は、耳周辺の筋肉の痙攣や血液が流れるときに生じる雑音などによって発生します。そのため、「コツコツ」「ドクドク」といった音がよく聞こえます。

他覚的耳鳴の場合、聴診器などで医師と患者の耳をつなぐと、患者の聞こえている音を医師も聞くことができます。

耳鳴りのメカニズムについて

耳鳴りが起こる原因ははっきりと解明されていませんが、音の伝わるルートのどこかで起こる障害によって耳鳴りが発症するといわれています。

音は、外耳、中耳、内耳、脳の順番で伝わります。外耳は音を集めて鼓膜を振動させ、中耳は、音を内耳に伝え、内耳は振動を電気信号へと変えて脳に伝えます。

このルートのどこかで障害が起こり耳から脳に伝わる信号に影響がでると、脳が音の感度を上げようとして、本来受け取るはずのない電気信号まで脳に伝わってしまい、耳鳴りを引き起こすのではないかと考えられています。

耳鳴りの原因について

耳鳴りの原因は様々ですが、深刻な病気のサインかもしれません。

「ただの耳鳴り」と甘く見ないようにしましょう。

以下に日常生活での原因をご紹介します。
・ストレス、疲労、睡眠不足
・耳垢や異物
・大きな音を聞いた
・突発性難聴
・老人性難聴
・中耳炎
・メニエール病
・脳の病気

耳鳴りの対処法としては、ストレスを解消したり、質の良い睡眠をとったり、血流をよくしたりなどが挙げられます。

耳鳴りをなおすためには日々の生活習慣を見直すことが重要です。

栄養のある食事を摂り、睡眠時間を確保し、健康的な生活を送っていればちょっとした不調による耳鳴りが起こることは少なくなります。

また、耳鳴りは重大な病気のサインかもしれませんので、放っておくようなことはしないようにしてくださいね。

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