ずっと暗い気持ちが続く…… ?そんなうつ病について簡単解説!
2018年1月12日更新
現代社会は便利になった反面、ストレスが蔓延する時代になりました。
うつ病ははっきりとした線引きが難しいため、気づくのが遅れてしまうことがよくあります。
そこで、今回は、うつ病について簡単にご紹介したいと思います。
■うつ病とは!?
気分が落ち込んだり、やる気が出ない時など心の不調は誰でもありますよね。
そんな気分の落ち込みとうつ病を見分けるポイントは、「どれくらい長く気分の落ち込みが続いているか」です。少々の気分の沈みなら、2・3日で解消しますが、うつ病なら憂鬱な状態が2週間以上も続きます。
■うつ病の種類について
うつ病は大きく2種類に分けられます。「うつ病」と「双極性障害」です。
・うつ病
さまざまな生活上のストレスが引き金となることもあり患者数も年々増えています。
抑うつ気分や物事に対する興味や関心が薄くなる心の症状とともに、体重が減る、疲れやすくなる、不眠などの症状も現れます。
・双極性障害
以前は、「躁鬱病」と呼ばれていました。
非常に元気がよくなる「躁」の状態と、「抑うつ」の状態の2つの極端な気分の波がきます。
抑うつ状態の症状がうつ病と同じため、うつ病と間違われることもあります。
■うつ病の原因について
うつ病が起こる明確な原因は判明していませんが、脳で働く神経の伝達物質の働きが悪くなるのと同時にストレスや体の病気、環境の変化など、さまざまな要因が重なって発病すると考えられています。
また、過度のストレスがきっかけになることもあります。
様々なストレスの中で特に多いのは、「人間関係からくるストレス」「環境の変化からくるストレス」です。
「昇進」や「結婚」といったおめでたいことからも、環境の変化についていけず鬱になる場合もあります。
■うつ病になりやすい人
まじめで責任感が強かったり、人当たりがよかったりして周囲からの評価が高い人がうつ病になりやすいと言われています。
このような人は自分の許容量を超えて頑張りすぎたり、ストレスを溜め込んでしまうため、心に不調をきたしやすくなります。
■うつ病を放置した場合について
うつ病を治療せずに放っておくと、症状が悪化していきます。
うつ病は、放っておいて治る病気ではありません。
治療が遅れることによって完治するまで時間がかかったり、治療の効果が得られにくくなったりするので、すぐに治療するようにしましょう。
うつ病は悩んでいても治りません。
立派な病気ですので、ちょっとでも気になるお知り合いがいらっしゃったら、すぐに病院に行ってみるよう、勧めてあげてくださいね。
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